車内が暑すぎる…この猛暑に車をすぐに涼しくする方法と暑くさせないための対策とは!!

記事のポイント

車内を涼しくする方法がよく分かる

低コストですぐに車内を涼しくできる

簡単で分かりやすい内容にまとめました!

「車内がサウナ状態で耐えきれない!!!」

確かにそうですね。今年の夏は去年よりも数倍暑くなった気がしますね笑

特に黒い車に乗っている方は余計暑くなってしまって大変ですよね。

そこで今回はすぐに涼しくする方法と車内を暑くしない対策についてまとめました!

簡単にまとめていますので今とても暑い思いをされている方、もう少しの辛抱です!

では詳しく解説していきます!

車内を涼しくする方法

2023年の夏とても暑いですよね。おそらく9月下旬まで長引くんじゃないでしょうか…。

車の中がとても暑くていてもたってもいられませんよね。

それはさておき、車内を涼しくする方法について解説いたします。

車内を短時間で1番簡単に冷やす方法は、

窓・エアコンを全開にして外気導入にしてからとりあえず走ることです。

ある程度冷えたら内気循環して車内を効率よく冷やしましょう。

とりあえず今暑い中で見ている方はこれを実践して温度を下げることをおすすめします!

どうですか?涼しくなってきたでしょうか。

ここ最近の暑さだと、車の温度が高くなりすぎてとても危険ですからね…。

ではそろそろ落ち着いてきたと思うのでここから詳しく解説していきます。

他に車内を涼しくする方法については

・内気・外気導入を活用する

・窓を開けてドアをパタパタと開け閉めする

・冷却スプレーを使用する

・気化熱を利用する

など以上の方法があります。

1番効果的で間違いないのは最初の方法ですが、

他の方法も効果的なのは間違いありません。

とりあえずどの方法にしろ、我慢して熱中症だけはとても危険なので絶対に避けましょう!

ではぞれぞれ詳しく解説していきます。

車内を涼しくする方法①:内気循環・外気導入を活用する

まず1つ目が内気循環・外気導入を活用することです。

上手く活用することで車の燃費の向上に繋がり、すぐに車内を冷やすことが出来ます。

外気導入にはその名の通り外の風を取り入れる機能のことですね。

内気循環も同じく中で空気を循環させるという意味合いになります。

外気導入にすると外の風を取り入れるため、

暑い日にこもった熱の空気を入れ替えやすいというメリットがあります。

また車内の温度は熱が溜まってしまい外の温度よりも高くなってしまっているので、

内気循環よりも外気導入がより効果的なんです!

その後に内気循環にすることで車内に冷気を閉じ込めるとともに、

外の熱い空気を車内に取り込まないようにします。

そうするとあっという間に車内が冷えて涼しくなりますよ!

さらに冷えた車内だとたくさん冷やす必要がなくなるためエアコンの効率が良くなり、

燃費の向上にもつながって一石二鳥なんです。

愛車に負担をかけさせないためにも内気循環・外気導入を上手く活用しましょう!

「でもどうやればその機能を使えるの?」

という方もいらっしゃると思うので解説いたします。

内気循環と外気導入を使うには特に難しいことをする必要もなく、

この画像の赤い丸が内気循環、青い丸が外気導入になります。

車の中に矢印がついているマークが点灯していると「内気循環モード」

ランプが消灯していると「外気導入モード」になります。

この形式のものは比較的年式の古い車が多く、ここ最近の車では

内気循環モードと外気導入モードのボタンが別々に分かれている車もあります。

実はこの方法が1番効率よく車内を冷やす手段であり、これはJAFのユーザーテストよって実証されています。

温度センサーを車の中央、車のシートの顔の高さに設置し実験したものです。

同じ大きさ・性能の車を用意し車内温度が55℃になったら始めます。

出典:夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は?(JAFユーザーテスト) | JAF

エアコンを付け内気循環・外気循環を利用することでこんなにも差が出るんです。

それにプラスで車を走らせてあげることで、

たった1~2分で20℃近くまで温度を下げることが可能です。

今年の夏はとても猛暑日が多く熱中症になりかねません。

この方法を上手く活用してこの暑い真夏を一緒に乗り切りましょう!

車内を涼しくする方法②:窓を開けてドアをパタパタと開け閉めする

続いての方法はこちらのドアをパタパタと繰り返しで開閉する方法です。

こちらの方法はJAFによる実験で30秒ほどで約8℃下がる結果が出ています。

1つ目に比べたらもちろんこちらは劣りますがその場で簡単に行えて即効性が高いので、

「車を動かせないけど早く冷やしたい!」などの場合におすすめです。

しかし車のドアは大きくて重いので近くや隣に車があると、

他の車にドアで当ててしまう、通称「ドアパンチ」をしてしまう可能性があります。

そのためやる場所と広さには十分注意しましょう!

車内を涼しくする方法③:冷却スプレーを使用する

涼しくする方法の3つ目は冷却スプレーを使用することです。

スプレーを使用すると簡単に車内を冷やすことが出来ますが

個人的はあまりおすすめできません。

まず車内に使用してもそこまで冷えないことや、

スプレーを使用したことで可燃性ガスが車内に充満し服についたガスが引火して

やけどを負ってしまったケースもあるためです。

しかし物によっては人体に使っても大丈夫な商品もあるので

猛暑でのレジャー先やスポーツ後に使用して熱中症を避けることが出来たり、

扱いやすいという意味合いでは良い方法の1つでもあります。

また性質の特性上として空気より重く下に溜まりやすいので、

車内を持続的に冷却できるという部分は長けています。

また衣服に使用すると効果が持続しやすいため、

外で活動する人にとってはうってつけでもあります。

ですが車内にずっと冷却スプレーを放置しておくとガスが爆発する恐れがあるため、

使い方としては高温・多湿を避けられる場所に保管しておいて、

必要な時に車内に使用したり持ち出すのがいいのかもしれません。

少しでも熱中症のリスクを避けられると思うと

1個くらい持っておくのも悪くないかもしれませんね!

なお車に使用する際は必ず風通しの良い車内で行いましょう!

車内を涼しくする方法④:気化熱を利用する

4つ目は気化熱を上手く利用することです。

気化熱とは液体などが気化するときに周りの熱も集めて気化する性質のことです。

打ち水や冷蔵庫、エアコンなどがこれに当たります。

結論大きな温度低下や使用できる場面が限られるなどは期待は出来ませんが、

出来るならばやった方が効果はあります。

あくまで補助的というか気休めくらいにはなるかもしれません。

やり方は簡単で水で冷やしたタオルを用意して、

車のダッシュボードや熱が溜まって熱くなりやすい所を拭きます。

拭き終わったらエアコンの前にタオルをかぶせるように置いておきます。

エアコンを使用しない場合はタオルを首や頭に巻いても気化熱の恩恵は得られますよ!

暑い日ほど気化する時間が早くなるので効率的ではありませんが、

即効性はそこそこあり実用的ではあると思います。

いつでも持ち歩いているわけではないと思うので、スポーツ後やアウトドアに向かうときなど

たまたま持っていて気軽に出来る時にやるのがおすすめです!

自分が筋トレジムに行ってた時に使ってましたがこのタオル良く冷えて気持ちが良いです笑

そういえば最近はランニングにハマっているのでよくこのタオルを使っていますね。

アウトドアやスポーツなどよく外出される方は、

車を拭くついでにこのタオルも使用して体も冷やすとより涼しくなりますよ~!

車内を暑くしないための対策

その日はなんとか涼しくなっても次の日に車に乗った時は地獄ですよね。

ダッシュボードは灼熱、革シートではお肉が焼けるくらい熱くてたまりません。

そこでここではなるべく車内を暑くしないための対策について解説していきます。

どの方法も特に難しくないため簡単に対策することが出来ますよ!

結論としてはサンシェードを使用することです。

コスパや防犯上を考慮すると1番効果的だと判断しました。

サンシェードを使用することで多少暑さを抑えることが出来ます。

ダッシュボードの熱に関しては大幅な効果があるためやっておくのはおすすめです。

他にも効果があるものとしては、

・サンシェードを使用する

・窓を3cm開けておく

・断熱スモークフィルムを貼る

・カーテンを設置する

・車を直射日光の当たらない場所に停める

などが主に簡単に出来る対策になります。

暑さは5月下旬くらいから遅いと9月下旬まで長引くこともあるので、

早いうちに対策しておくとこれからの夏や暑い日に便利かもしれません。

またなるべく車内の暑さを抑えてあげるとより早く涼しくなる効果もありますよ!

ではそれぞれ解説していきますね。

車内を暑くしないための対策①:サンシェードを使用する

まず1つ目は暑さ対策の王道のサンシェードです。

サンシェードとは車のフロントガラスにつけているアレですね。

様々なキャラクターのサンシェードや可愛いサンシェードがあって魅力的ですよね。

個人的にはカーズのサンシェードが可愛くて1番好きです笑

ですが実はJAFの実験結果によればサンシェードを使用しても車内温度はそこまで変わらないんです。

出典:車内温度/夏(JAFユーザーテスト) | JAF

サイトをご覧いただくと分かりますがダッシュボードに大幅な効果があることから、

主に車のフロントあたりに効果が大きいと思います。

つまり運転席のハンドルや運転席を触れるくらいの温度には出来るんです。

これが案外なかなか重要でこの記事の最初に紹介した通り、

「クーラーをつけて窓全開にして走り出すこと」が重要だと解説しました。

車を運転するにはハンドルを握る必要があるため熱すぎると触れません。

またギリ掴めたとしても不注意で事故を起こしてしまうケースも挙げられます。

そこでサンシェードをしておくとハンドルの熱がマシになり運転できるようになります。

つまり1番早く車内を冷やす方法が出来るようになるんです。

70℃だとおよそ1秒でやけどしてしまうのに対して、

50℃ほどでは長時間触れていないとやけどを起こしません。

つまりダッシュボードを触ってやけどをしてしまう恐れを少しでも回避することが出来ます。

なので車を長時間放置する場合にはサンシェードを使用することをおすすめします!

ちなみにサンシェードはピンキリで高いものだと15,000円ほどします。

正直あまり変わらないような気がするので、僕はオートバックスで

300円ちょっとで売られていたものを買いました。

なんなら100均でも変わらないと思います笑

一応これが楽天の中では1番レビュー数が多く評価も高いものでした。

僕個人的にはコスパが割に合わない気がするのであまりおすすめはしませんが、

傘タイプになっているので利便性や使い勝手という面ではこちらの方が扱いやすそうです!

車内を暑くしないための対策②:窓を3cmほど開けておく

対策案2つ目は窓を3cmほど開けておくことです。

この方法はJAFのユーザーテストによると車内平均温度が5℃~9℃下がったことが確認できました。

暑さ対策としてはエアコンをつけることを除き、1番効果があるとも言えそうです。

しかしダッシュボードの温度は大きく変化することはなく、

対策なしの状態と変わりはありませんでした。

また防犯面からあまりおすすめは出来ません。

実はトヨタのランドクルーザーや人気のスポーツカーなどは未だに盗難が多く、

窓を開けたままだと簡単に侵入されてしまい危険だと言えます。

大衆車でも中に貴重品があったり高価なものがあると盗難に遭う可能性が高くなります。

また「窓を開けたままの駐車は違反」という記事が見受けられましたが、

これは交通法第71条の五の二にあたる可能性があるという意味です。

五の二 自動車又は原動機付自転車を離れるときは、その車両の装置に応じ、その車両が他人に無断で運転されることがないようにするため必要な措置を講ずること。

道路交通法 | e-Gov法令検索

実は窓を開けたまま放置がダメなのではなく、

誰でも運転が出来てしまう状況が違反となってしまいます。

「エンジンがかかっていて誰でも運転できる状態で放置すること」

「エンジンのキーを付けたままや置きっぱなしなどエンジンがかかってしまう状態」

などが違反に当たってしまうので窓を開けたまま駐車することでは

違反は取られないので安心してください。

ですが窓を開けることの恩恵はそこまで高いわけではないので、

防犯面を考えるとあまりおすすめは出来ません。

車内を暑くしないための対策③:断熱スモークフィルムを貼る

気になる対策方法3つ目は断熱タイプのスモークフィルムを貼ることです。

スモークフィルムには紫外線・赤外線をカットしてくれる機能も備わっている商品も

多いため主に後部座席やリアに効果が高いです。

まず結論スモークを貼ることはとてもおすすめです。

車の断熱はもちろん、黒を基調として車をグッと引き締めることでドレスアップ効果があることや、

後部座席が暗くなり少し高級感が際立ち、プライバシー対策にも有効です。

また運転席が見られないことで煽り対策にも若干効果があるかもしません。

値段はスモークフィルムにはあらかじめサイズがカットされている物と、

50cmくらいの幅のフィルムを自分で切り取って使うタイプの2種類があります。

前者は2,500円~4,000円ほど、後者は1,000円~2,000円ほどで購入することが出来ます。

貼り付け方はそこまで難しくなく、説明書を確認したりやり方の紹介動画を見ながら施工を行えば

素人でも上手に貼り付けることが出来ます。

しかし僕が実際に友達とやってみたことがありますが、

自分で切り取って使うタイプはやめた方が良さそうです。

そもそも車のガラスに合わせて切り取るのが難しかったり、

なにより大雑把なサイズで貼り付けてしまったので窓を開けた際に

グチャっとフィルムが巻き込んでしまい破けてしまいました。

そのため値段はフィルムタイプのものより少し高めですが、

あらかじめカットされている物を通販で検索して注文した方が良さそうです。

スモークを貼る際の注意点としては、

・フロントガラス、運転席側、助手席側のガラスは透過率70%以上ではないと車検に通らず、

もし警察に呼び止められた場合、違反改造とされ整備不良で違反をもらう可能性がある

・貼り付けが面倒なので1人では施工しない方がいい

・業者に依頼する場合は値段が高くつくことが多いので注意が必要

などがあります。

フロントガラスや運転席、助手席以外に貼る場合は透過率は関係ないため気にしなくても大丈夫です。

スモークを貼ると断熱され日中の暑さ対策やクーラーの効果を増すことが出来ます。

自分で貼り付ける場合はコスパが良いのでおすすめですよ!

車内を暑くしないための対策④:カーテンを設置する

対策4つ目はカーテンを設置することです。

車用のカーテンの取り付け方はフックを差し込むだけのタイプやカーテンレールを

両面テープでつけるだけなので、取り付け方がとても簡単です。

結論カーテンはかなりおすすめです。

カーテンは取り付けが簡単なうえ、遮熱効果が高く冷房もよく効くようになります。

おしゃれなカーテンを設置することでドレスアップ効果も高まりますよ!

先ほど解説したスモークフィルムの施工が面倒くさい方はこちらの

カーテンの取り付けでも効果は十分発揮します。

さらにカーテンは運転席や助手席にも取り付けることが出来るんです。

運転中のみ助手席と運転席のカーテンを縛っておけば、警察の方にお世話になることもありません。

また全部のガラス枠分を購入すると高くついてしまうので、

後部座席はスモークフィルム、運転席・助手席はカーテンの使用がおすすめですよ!

ただ1つだけデメリットがあるとするならば値段のピンキリが激しいので、

有名ではない商品や安すぎる商品を購入するとハズレを掴まされる場合があります。

またマグネットに紐がついているものやカーテンが薄いものはあまりおすすめしません。

マグネットだとしっかり付きにくく、遮熱効果が低いうえに少し安っぽく見えるためです。

なるべくなら激安のものは購入しない方がいいでしょう。

こちらの商品はレビュー数に対して評価も高くおすすめですよ!

レビューに様々な車で使用している方が多いのでもしかしたら参考になるかもしれません。

コスパも良くピラーに引っ掛けるタイプなので取り付けも簡単なのですぐに使えそうです!

車内を暑くしないための対策⑤:車を直射日光の当たらない場所に停める

最後のおすすめの対策方法は、車を直射日光の当たらない場所に停めることです。

この対策はサンシェードやカーテンなどと併用するとより効果がありますが、

これのみでは大きな期待は出来なさそうです。

また駐車場に屋根がないタイプの家や月極駐車場だとこの方法を

使用できないため利便性も悪いです。

あくまでサブ的な効果だと認識するのがいいかもしれません。

ですがスーパーやデパートに買い物に行っているときになるべく意識してみると、

直射日光に停めていた時より幾分かマシになっていますよ!

もし機会があればぜひ試してみてください!

まとめ

年々暑さが上昇しており、やはり今年の夏は激アツで僕の住む地域は40℃を超えます。

ちょうどいいくらいに暑いとみんなでドライブに行ったり海に行ったりと、

この夏が楽しめるんですが…暑すぎて気力もなくなっちまいますよね。

ですがそんな夏に負けじと最高にサマーを楽しむために、

車の暑さ対策や車内を冷やす方法を身に着けてワイワイしちゃいましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。よきカーライフを!

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